着物のお話

着物の着付け、裾すぼまりは意識しなくても簡単にできちゃう

こんにちは、名古屋の着付け教室「ららきもの」いとうちなつです。

着物でよく「裾(すそ)すぼまり」という言葉を聞きませんか?着物を着る人が憧れる裾すぼまりってことでしょうかね。確かに綺麗な裾だと美しく見えますー

裾すぼまりとは、読んで字のごとく一番下の裾の幅が狭くすぼまっていること。

洋服のスカートの場合は、ウエストから裾にかけて広がるデザインが多いですよね。着物の場合はスカートのようなAラインにはならないんです。

着物は洋服とは逆に、裾すぼまり(ウエストから足元にかけてタイトに狭まっていく感じ)が綺麗な着姿と言われています。ちなみに、裾すぼまりは前から見ても分かりません、後ろから確認してくださいね。

webで検索してみると、裾すぼまりになりませんって疑問も多いようなので皆さん悩まれてるんだなぁって思います。

裾すぼまりだと良い利点は、腰から足にかけて着物がホールドしてくれてるということと、歩いているときに着物の裾がパカパカめくれないことかな。見た目の利点としたら、下がすぼまっているので細っそりして見えることかしら(わぁ重要、笑)

「ららきもの」のスタンダードレッスン では2回目に着物を着ますが、レッスン中には「裾すぼまりが美しいとされていてーー」云々は言いません。

すでに手順の中に入っているので、生徒さんも意識してないうちに勝手に裾すぼまりに笑。こちら3回目の生徒さんの写真。下に行くにつれて細くなってますね。

1dayの浴衣レッスンですら、裾すぼまりに!そう、全く難しいことでは無いんです。

手順に自然に入っていれば、小難しく思う必要もないし、日常に着物を取り入れるのも容易いですよね。まぁ、もともと難しいことじゃないですけどね♪

スタンダードレッスン の4回目では、さらに裾を綺麗にする「6つのポイント」を覚えていただくので、本当に綺麗な裾になりますよ!

着られるけど全然裾すぼまりにならない!って方は是非ポイントレッスンで♬