先月から名古屋で始まった鞠小路スタイルの「きものの学校」の
“きものを知る〜基礎編〜”と“自分で着るを徹底解剖”に通い始めました。
先生自ら産地に行って、
生産者から生の声を聞いたりしてまとめた生きた内容。
チラっと話しを聞くだけで、めちゃくちゃ気になってきて、
通える機会を伺っていたところ、まさかの名古屋で開校!
今まで着物を自分で着ることや、人に着せること、
講師として教えることについて学んできたけど、
私、着物歴も浅く、お洒落の延長線の感覚なので、
そんなに着物そのものについて興味が薄い方。
だからこそ、どうして高価な着物が高いのか、何がそんなに凄いのかが気になる!
午前中は、“きものを知る〜基礎編〜”を受けて、
実際の繭や糸を触りながら、
蚕から始まり糸をつくりの過程のお話をききました。
一つも無駄にしない糸の話し、
お蚕さんも大切にされていることなどの話しで、日本人らしいなって納得。
欧米に比べたら控え目って思ってしまう日本人ぽい習慣や考え方だけど、
どんな物も敬ったり大切にしたり。
自然と共存している素敵な生き方のようだわ。
これからは、新しい目線のチャンネルが開局しちゃったので、
面白いものが増えそうです。
お昼の休憩をはさみ午後は、“自分で着るを徹底解剖”。
鞠小路の着付けは、着付けが楽になる道具やここから何cmでてないといけないとか、
シワが出るからこう隠せとか、、そんなことに無縁。
最低限の紐でポイントのとおり着ると綺麗になっちゃんです。
簡単楽チン着崩れないで支持されている着付けメゾットの理屈を
布や人間骨格やいろんな角度から説明してくれると興味津々。
第一回目から、
きっと今まで誰も教えてくれないというか知らない「おぉ」な内容!
やってみると、たしかに。
答えがこんな目に見えるところにあるのに、どうして気づかなかったのかしら。
先生が糸と布と真剣に向き合って気づいたんだなぁ。先祖は蚕かもしれません。
強引にしないで、逆らわず、体と布をうまく馴染ませてあげればいいなんて、
やっぱりココでも日本人らしい文化だなって思うのでした。
人体模型を見ながら、布の流れに目をこらしながら、、
そんな光景が見られる素敵なきもの学校。
まだまだ始まったばっかりなので、
どんどん楽しくなりそう!