お久しぶりの日記。
春から通っていた「きものの学校」は秋に全部終わっていましたーうふふ
学校の「きものを知る」では、着物のお勉強なんて上っ面ではなくて、
繭の力、糸の力、織りの力、ストイックな工程のお話し、
何と言っても、とにかく人の手で作る変態的な凄さが知れるすごく面白い内容。
すごく尖んがってるんです。
言葉にするのは難しいけど、本物を見る目と大切にしたい気持ちが育った学校でした。
さて、学校は終わりましたが、
今日は、クラスメイトと京都まで足をのばして
鞠小路スタイル生徒向けの「唯一無二之会」にお邪魔してきました。修学旅行かな。
結城と大島の作り手さんが反物を見せてくれる貴重この上ない機会なんです。
「きものの学校」で説明をきいても、
本物の結城と大島は制作する数も少なくて見ることできないもの。
この会では、作り手さんが直接説明してくれるので、熱量がすごい!
目的のために気付かれないかもしれない所に、
こだわりやパワーをつぎ込むってところに衝撃。
こういうのぜったい男の人の方がハマりそう。
私はまだ知らないことが多いけど、
身にまとうとフワっと軽くて柔らかい、そしてしっとり!
難しい説明を聞かなくても肌で感じて、惚れるのです。
短い時間でしたが、普段お目にかかることの出来ないものを、
じゃんじゃん触って、羽織って、、、最初から最後まで頭から湯気出てました。
結城も大島も、もう作り手がいなくなり
5年先がどうなってるか分からないなんて寂しそうにおっしゃってた。
買って仕立てて、いっぱい着てあげることで産地の寿命が延びるかもしれないって。
実はとても欲しい大島があったー。写真は撮り忘れちゃったけど。
いっぱい着てくれる素敵な人の所にお嫁にいってください
私、次のチャンスがある時まで仕事がんばろ。
名古屋チーム全員集合だったのに、
写真がない!しまった。
懐かしの中級クラスメイトのともみさんも、うぅ。
講師コースでご一緒したさやかさんに
久しぶりにお会いしました!
今日着てた着物、グラデが綺麗で気に入って時々着てるんだけど、
図案も染めもいいろうけつ染めだって声をかけていただきまして。
そうなんですねーって言われるまで分からなかったけど、
こうやってひとつずつ分かると嬉しい。たくさん着よう!
近鉄奈良駅から歩けるのね!
「きものの学校」で、日本の染色技法の「夾纈」が奈良時代からあって、
正倉院に残ってるって話しから。
技法がそんな古いのも驚きだし、
鮮明に模様が残っていることも、布が現存してるのも驚き。
他にも植物で編まれたカゴや、鈴とか今と何も変わらないものがサラっと置いてある。
すべてが気になる。もー日本奥が深い!