着物のお話

着物を着て感じる歩き方の変化。体重移動を足の裏で感じてみると、、

こんにちは、名古屋の着付け教室「ららきもの」いとうちなつです。

さて、私は春ぐらいから一週間のうち4日ぐらいを着物を着ていますが、歩き方について早い段階で気づくことがあったので、そんなお話し。

それは、足の裏を意識することなく体重移動がうまくできるようになったんじゃないかってこと!そんなこと日常の動作すぎて考えて歩いてませんよね。

私は2年ほど前から時々歩いているうちに左の股関節が痛くなる症状がありました。整体では歩く時の体重移動が足の裏でいう小指側になっていて、足で地面を蹴る時は少し斜め後ろ気味に蹴り出しているいうことでした。その結果、股関節の軟骨が減りつつあるかもしれないとのこと。

対処としては、歩く時はかかとから→そして足全体を感じながら→親指に体重を逃がしてしっかり大地を蹴るということでした。

それ以来、歩き方を意識するようになりました。かかとから爪先へしっかりと大地を蹴るというのは西洋でのシューズでの体重移動だとは思いますが、意識することで痛みは起きなくなりました。意識すること自体を時に忘れちゃうんですよね、痛くなって「しまったー」って思ってたんです。

それが、着物を着ている時は、股関節が痛くならない、また歩き方さえ整体での教えられたスポーツの歩き方で頑張る必要がない。

靴の場合は、少しオーバーなくらいかかとから親指って歩いてますが、和装の時は、自然な感じでか軽くかかとから体重が入っている気がします。ぜんぜん無理をしていない。

病院の先生じゃないのでハッキリと言えませんが、歩き方って足だけの問題でもなく、全身の骨や筋肉のズレやねじれが複雑に絡み合っていると思うんです。それを着物を着ている時は、足をまっすぐと前に出しやすいように、支えてくれてるのかなって感じています。

今も京都の「鞠小路スタイル」で勉強してて、このあたりははじまったばかりの取り組みなので、まだまだ理解と体感が追いついてないんですが、股関節痛ではハッキリと感じることができているんですよね。

あと、履物の影響も大きいと思います。親指と人差し指の間の鼻緒をしっかり固定して足を前に出す仕組みなので意識せずとも、体重が親指の方にまっすぐ逃しやすいのかも。足の裏で大地を握っている感じもします。おかげで、外反母趾気味だった親指もまっすぐになってきましたよ、わーい。

日常生活ではほとんどその動きを意識できないと思いますが、和装でいると意識しなくても正常に動かしてもらえる。なんて便利な!

まだまだ着物を信じて体を委ねてみたら、すごい恩恵がありそう!勉強はつづくよどこまでも。気になる方は京都の「鞠小路スタイル」を訪ねてみてください!