「着物を着る身分じゃないのですが、、、」
「私なんかが着物を着て、、、」
なんて事をよく聞きます。
着物って聞くだけで構えてしまう気持ち、すごくよく分かります。
だって、知らないから、そう思って当然です。
今「着物」って言葉を聞くと、ほとんどの人が、洋服でいうパーティドレスぐらいの特別感を持って受け止めているかもしれませんね。
洋服にも、部屋着から大切な場面で着る物まで様々あります。
ということは、着物も一緒なんです。
私が普段着ている着物は、GパンとTシャツぐらいカジュアルなもの。
「え??」ってびっくりするかもしれませんが、その感覚もレッスンでお話しすると、もともと持っている日本人らしい感覚が関わっているので、すっと受け入れてもらえます。
と同時に、日本人って面白いなって思うはずです。
着物を習っても着る所がないって思う場合は、どこへでも、誰に会う時でも、どんな場面でも着てしまえば良いんです。
そして、普通に着物を着ていると、ちょっと素敵なことがあります。
普段着なのに、周りから良くしてもらえることが時々あったりします。
覚えてもらえたり、褒めてもらえたり、会話のタネになってスムーズにお話しができたり。
これは普段着ではないことですね。
また、正反対の事を言うと、、どこにも行かなくて良いんです。家の中で1日着て過ごしましょう。
「???」って思った方は、外で着るものって思考のバリアを是非取ってみてください。自由なんです。
だから、気にせず普段着の着物に飛び込んでみてください。面白いですよ!