こんにちは、名古屋の着付け教室「ららきもの」いとうちなつです。昨日の日記のつづきです。
名古屋の面白いものを紹介&体験させてくれる大ナゴヤツアーズの「名古屋の和菓子 名店めぐり」に参加しました。前半はコチラの日記(名古屋の和菓子屋さんめぐりツアーに参加してきました!)をご覧ください。
調理道具ピカピカ、真面目にシンプルな美味しさな羊かん「むらさきや」
地下鉄で伏見駅に移動し「むらさきや」さんへ。私はむらさきやさんに来るのは初めてなんですが、シンプルで気づかなそうな店構え。
入りにくいかなと思いきや、店に入ると店内は無駄な装飾がなく、繁華街を忘れるほどの静かさ。昔のお家の落ち着く感じが漂ってましたよ。
羊かんが美味しいそうなので一棹購入しました、夏季は涼しそうな竹カップに入った水ようかんがおすすめのようです。
おかし作りの現場も見せていただきました。毎朝4時からおかし作りをしているそうです。毎日使ってるとは思えないぐらいピカピカの厨房。しゃもじ?などの道具もキチンと並んでて、こんな綺麗なところで作られているなら美味しいだろうと分かります。
むらさきやさんは、奥に喫茶スペースがあるようなので、栄周辺で疲れたらこちらに伺うのもいいですね、静かにのんびりできると思う、ほんわかと。
春の桜餅のビジュアルが知っている桜餅と違うということと、とても美味しいという話しを聞いて来年の春には絶対たべてやろうと思ってます笑
私の落雁のイメージが変わりました、安政元年創業の落雁専門店「大黒屋本店」
最後は歩いて栄の「大黒屋本店」さんへ。こちらはずっと落雁専門のお店だったそうですが、近年は上生菓子もやっているそうです。イートインスペースがあるので、かき氷やくずきりもいただけますよ。
お店のご主人が落雁作りを披露してくれました。こちらは生落雁といって水分が少し多い落雁だそうです。手で粉をこねながら水分を加えていきます。
この写真は油をぬった木型に入れるシーン。粉を入れたら手でそっと押さえる程度。ぎゅーーっとしたらいけないみたい。この力加減、簡単にやってるけど出来ないだろうなぁ。
ご主人が落雁なんて一番簡単なお菓子と仰ってましたが、きっとシンプルだからこそ出来あがりに差がでるんでしょうね。口に入れるものだから敏感に感じ取れますしね。
実は私は今まで落雁はそんなに好きじゃなかったんですが、大黒屋本店で生落雁をいただいて概念が変わりました!こんなに美味しいお菓子だったなんて。きな粉の香りと合わさって絶妙な美味しさなんです。本物を知らずして苦手って言うのはもったいなぁとしみじみ思いました。
落雁は無駄が一切出ないお菓子だそうです。そういう点もすべてを生かす日本人っぽい所ですね。着物もおなじだもの。
たくさんの木型。どれも季節感があって面白いです。日本のお菓子は季節に合わせてというところも素敵だと思う。
色をつけた落胆。こちらはあさがお。
大黒屋本店の喫茶スペースでくずきりをいただきました。くずきりは出されたすぐ食べないと、白くなってしまうそうです。だから本当は写真なんて撮らずにすぐ食べて欲しいって店主が教えてくれまいした(ごめんなさい、写真撮ってました)こちらもとても美味しかったです!また今度行こうと決めました!
以上、3店のお店をめぐりました。お店のご主人から面白いお話しが自然にきけるし、和菓子好きな人とわいわい巡る感じがとても面白かったです!また秋か冬にありそうなので参加したいな!
今回でたくさんの和菓子を買いました!ちょっとづつ楽しみます!!