着物のお話

着物や浴衣でピシっとした襟元は顔がすっきり見えますね

こんにちは、名古屋の着付け教室「ららきもの」いとうちなつです。今週末ぐらいに梅雨明けがでるのではと言われてますね、暑いのは嫌だけど雨はそろそろ終わってほしい。夏本番までもうすぐです!

普段はエアコンの効いたお部屋で過ごしていることが多いので、寒さと暑さのバランスを襦袢を着てギリギリ保ってます。エアコンを切ってしまうと建物の最上階なので、温度が異常に上がるんですよ(エアコンつけてないと夏は夜でも室内温度42度とか。。)

が!外はあつい。外に出る直前に浴衣にお着替えしてます。

先日、浴衣1dayに見えた方のお悩みが、襟元でした。以前のブログにも書きましたが、襟のグズグズって背中側の衣紋や布が背中側に行ってなかったりしますよね。

首の後ろの襟が後ろに行ってるってことは、胸の布はピターッと前に張りついてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前のたるみを取らなきゃってギュウギュウやると逆効果。抜いたはずの首の後ろの襟が、前の方に戻ってきてしまいますよ。前の襟は後ろの抜いた襟が動かないように、やさしく動かせば大丈夫。

あと、浴衣を抑えるお腹の紐も前でギュウウーーーっと締め付けラインが出るほど締めなくてOKです。布は軽く押さえてくれるだけって考えてください。正しい着方を覚えれば苦しい着付けはなくなります!(すべての紐が苦しいのは布がズレてくるのを防ぎたいから頑張っちゃう気持ちの現れでしょうね、負のスパイラルだぁ)

ついでにおくみ線も上半身と下半身がピタっと重なるのも、何も難しいことがないです。

襟元がたるんでると顔が近いだけに表情が老けてみえますし、暑くるしく見えちゃう気がしますので、すっきりとした襟元で涼しげに着れると素敵ですね!

浴衣じゃなくて、着物も同様なので頑張って手が覚えるまで練習してみてくださいね。